タケノコ狩りに行こうと友人が言うのだが・・・。

タケノコ狩りに行こうと友人が言う。

人があまり来ない良い場所があると言うので一緒に行きたいらしい。

こういう誘いは田舎では良くあるのだが、

タケノコや食べられる野草が生えている場所は、

大抵の場合は地元の人の所有地なのだよね。

特にタケノコの場合は出荷するために竹林を所有している場合がある。

うっかり管理地に入り込もうものなら、警察に通報されかねない。

イノシシ対策の高圧電線が張られている場合もある。

そのほかの危険な罠もあるかも知れない。

昭和の頃ならまだしも、

わざわざ危険を冒してまでタケノコ狩りに行く意味はない。

大人しく近場の直売所で買ったほうが良いのである。

聞けば、タケノコは脳に良いと聞いたらしい。

聞いたというよりネットで変な情報を見つけたのだろう、

運動不足なので久しぶりに山へ行きたくなったという。

久しぶりなら辞めたほうが良い。

普段から運動している人でもキツイのに、

運動しない奴が山なんか登れるはずがないのだよ！

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