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田舎で「ネットせどり」をしている人は多い。
ネット環境がある地域を「田舎」と呼べるのかはともかく、
スキルを持たない人が多いなか、誰でも出来る「ネットせどり」は人気だ。
誰でも容易に出来るため、
利益の出そうな価格差のある商品を見つけるのはシロウトには困難と言える。
そういう商品も確かに存在するのだが、
ネットの情報が開示されると、本業の人に数分も経たないうちに買われるのが現状。
やはり、ネットで稼ぐのは難しいとなる。
そんなとき、激安の販売サイトを見つけたらどうだろうか？
小躍りしてアカウントを作り、商品を購入してしまうに違いない。
俺の友人もそうだったという。
やたらと商品が安価なことや、
支払いが「銀行振り込み」や「代引き」しかないことは気にならなかったそうだ。
しかし、
奥さんが何かオカシイと気づいて俺に相談してきた。
見れば、商品の内容も他のサイトからの引用だし、
現金での決済しかない点もおかしい。
明らかに詐欺サイトだと言ってやった。
まあ、シロウトが楽天やヤフー以外の販売サイトに手を出すのは危ない。
詐欺サイトは無数にあるので、
アカウントを作る前に「サイトの評価」をネットで調べるのが常識だ。
調べると、なにもかもがデタラメだった・・・。
早期に怪しいと気づいたため被害は無かった。
しかし、友人はモノは買わなかったが、アカウントを登録してしまっていた。
取りあえず色々なメールが来る場合もあるので、
心配ならメールアドレスを変えたほうが良いとだけ言っておいた。
俺も最近はミスが減ったのだが、パソコンを始めたばかりの頃は、
変なサイトにアカウントを作って海外から大量のメールが届いたりした。
だから、例え稼げても迂闊にネットの情報を教えたくないのだよね・・。
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