田舎暮らしの弊害について
こんにちは、皆さん。今日は私の田舎暮らしの体験談をお話ししたいと思います。
田舎暮らしは最近人気がありますが、実際にはどんな感じなのでしょうか?
私は実家のある田舎に住んでいますが、とりあえず都会の喧騒や汚染から逃れることが出来ました。
田舎暮らしのメリットはたくさんあります。
空気がきれいで、自然が豊かで、人々が温かくて、食べ物が新鮮でおいしいです。
しかし、田舎暮らしにも弊害があります。今日はその弊害についてお話しします。
まず、交通の不便さです。私の実家のある町には電車がありません。
バスの運行も限定的なため、車を持っていないとどこにも行けません。
しかも、基本的に家族の一人一人に車が必要となります。
当然、仕事用と家族用が必要になるためです。
自転車で行ける範囲も限られています。
道路も都会ほど整備されておらず、パンクしても修理してくれる自転車屋などとっくに廃業しています。
当然、雨の日や雪の日はもっと大変です。
次に、インターネットの不安定さです。
私はブログやSNSをよく使うのですが、田舎ではインターネットの回線が悪くて、よく切れたり遅くなったりします。
動画を見るのはもちろん、メールを送るのも一苦労です。インターネットカフェや図書館もありません。
スマホの電波も弱いです。オンラインで仕事をする人や勉強をする人にとっては、田舎暮らしは厳しいでしょう。
最後に、孤独感です。
田舎は人口が少ないうえに高齢者しかいないため、同じ趣味を持つ年齢の人と出会う機会が少ないのが現状です。
価値観や話題が合わないことが多く、飲み会や食事会などがたまに開かれるくらいで、当然お酒が飲めない人は孤立することが多いです。
都会のように気軽にカフェや映画館に行ったり、イベントやコンサートに参加したりできないため、田舎ではそういう楽しみ方ができません。
家で本を読んだり、テレビを見たりするだけです。
元々田舎にいた人は慣れていますが、このような暮らしに慣れることが出来ずに病んでいく人も少なくありません。
なんというか、田舎暮らしを体験したことで都会での環境が恵まれていたことに気づき、早々に都会へ戻る人も少なくありませんね。
まあ、若い人は良いですけど、年取ってから田舎暮らしを初めて戻れなくなるケースもたまに見ます。
なんか田舎暮らしに幻想を抱いている人が都会には多いと感じてましたけど、田舎に住んでいる者からすれば田舎でスローライフなんてありえませんよ!
田舎暮らしは素晴らしいこともありますが、決して楽ではありません。
田舎暮らしを考えている人は、よくメリットとデメリットを比べてから決めてくださいね。