「独り言」が好きな老人が増えた!
スーパーで買い物をしていると、「それ良く食べるんですよ!」などと側で声がする。
見れば近くにジーサンがいて、一人で何かを喋っている。
この梨は今が旨いんだとか、
スイカはもう時期ハズレだとか何とか。
いつだったか、そんなジーサンに話しかけた人がいて、
スーパーに来るたびに話しかけられるのが嫌だったらしく、
いつからか見かけなくなった。
なんて話を店員さんから聞いたわけで、
なにか買い物をするわけでもないのに、
いつも店内にいて、暇そうな人に話しかけるのだそうな。
そうか、俺も暇そうに見えたのだろうか?
なんと言うか、最近では暇という表現をする人はあまりいない。
使っても年配の人ばかり。
休憩するにしろ、スケジュールに縛られてる現代人。
それは有益な時間なのだし、
暇だからかまってくれとは、片腹痛いと言うものだ。
正直、田舎で暮らしていても時間に追われる生活は変わらない。
都会よりも収入が減ったぶん、
何かしらと働かなければならないからね。
でもまあ、
夏も終わり、秋の涼しい風が吹く頃には、
ちょっとだけ時間をかけて、何かしらと遊ぶことにしている。
そんな生き方が出来るのも田舎ならではだよね。
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