#久しぶりに、ぞっとするような不気味な夜・・・
夜仕事に慣れていても、不気味に感じることがある。
昨晩は、時間がたっても闇に目が慣れず、
生暖かい風も吹いて木々もざわめき、
久しぶりに、夜という感じだったのだよね。
寒い冬の夜とは違い、
周囲に、生き物の命が感じられるのですよ。
その感覚を紐解いてみれば、
音や臭いや、風にのって伝わってくる何か・・・
少なくとも、近くにイタチの子供がいるのは間違いないね!
ギッ!とかキュー!とか音が聞こえてきます。
古い住宅のスキマには、たいていイタチが入り込んで巣を作ります。
昼間は麦畑で立ち上がってキョロキョロしているイタチも、
夜になれば音でしか分からず、
それは、
人を苛立たせたり、不安にさせるのに充分な効果を発揮するのですよ。
都会の賑わいの音が無い寂しい田舎では、それらの聞きなれない音が夜を不安にさせます。
本来の夜とはこういうことです。
普段は忙しさと疲れから感覚が鈍っていたとしても、
自分の周囲には、間違いなく他の生き物たちの営みがあるのですよ。
それを隔てるのは、一枚の壁だけ・・・
昨晩は、久しぶりに心がザワザワするような、
そんな夜だったのだよね。
滅多にない貴重な時間です。
時間が経つのも忘れて星を眺めていました・・・
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