地方のボロ家で田舎暮らし◇雑記BLOG

ネットを活用しつつ節約生活しております。最近、自炊が増えました!

昔、飛び降り自殺の現場を見つけたことがあったのさ。その②

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これはひょっとすると飛び降り自殺ってやつかも知れない!

あれれのれ?

心臓がドキドキいってますよ。

非常階段から下を見ても、真夜中なんで真っ暗。

でも、ぼうっと白い物が見えるのよね・・・

 

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意を決して下まで降りることにしました。

だって配達中なんで時間が無いのよねーーーーーー

正直、浮浪者が寝ているだけかも?

なんて期待はしてましたが、

近づくと、やっぱり女の人じゃんよ!

白く見えたのはブラウスだったわけで・・・

 

なんというか、刑事ドラマで良くある血がドバーーてな感じではなく、

車に轢かれた猫みたいに口を開けて吐血してましたよ。

顔は髪で隠れて分かりませんが・・・

 

やべえ!どうしよう!

 

とりあえず警察に電話しようと思いましたが、小銭なんて持ってなかったのよね。

しかたないんで、現場近くのお宅に連絡をお願いすることにしました。

ピンポーーン!

ピンポーーン!

ピンポーーン!

今、考えるに真夜中にチャイムが鳴るってのは、非常に気色悪い状況だったに違いないね。

「こんな夜中になんですか?」

「すんません。●●新聞ですが、配達してたら飛び降り自殺の現場を見つけちゃいまして、よろしければ警察に電話して貰えませんでしょうか?」

うーーん、憶えているもんだよ。

そのお宅は騒然となり、

「どこ?どこ?」

なんて奥さんが言ってるうちに、息子さんたちが見に行ったんだよね。

「ほんとだ!なんか下にある!」

その間に、奥さんが電話してくれたのだけど、自分がでるのは嫌だとかで結局私が話したのだよね。

 

警察が言うには、すぐには行けないんで騒がないようにお願いしますとのこと。

「仕事に戻っても良いですかね?」

「かまいません。」

奥さんにお礼を言うと配達に戻ったのですよ、かなり時間を食っちまったね。

こりゃあ、苦情の電話がバンバン鳴るのは間違いない・・・

 

配達の帰りに寄ってみると、

現場は何人か刑事が来てて、死体はシートで覆ってありました。

良く見れば、そこだけコンクリートがなく土の地面があったんだよね。

死ぬにしろ、地面の上で死にたかったんだろうか?

 

警察からの質問を終えて販売所に帰ると、

案の定、クレームが来たと怒られ、事情を話すと縁起が悪いと塩をかけられたものなのよ。

結局、飛び降りたオバサンは地元の人じゃありませんでした。

夕方に通りかかると、いつのまにか近所の子供が作ったであろう塚が出来てまして。

どこから摘んだものか、花がたくさん飾られておりました・・・

 

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