地方のボロ家で田舎暮らし◇雑記BLOG

ネットを活用しつつ節約生活しております。最近、自炊が増えました!

昔、「たぬき汁」なる食べ物を御馳走になったことがあったのさ!

f:id:ariga0083:20170916155220j:plain

昨日の投稿で思い出したのだけど、

ガキの頃は山の麓に住んでる知人の家に行くことが多かったものなのよ。

名前すら思いだせず、

山の麓なんてザックリした思い出なのでアレなのだけどね・・・

何度か「たぬき汁」なる食べ物を御馳走になったことがあったのさ!

 

まあね、昔のこと・・・

わかんねえ食べ物だとしても、おいしいと言って食べるのが礼儀なもんで黙って食ってたわけなのよ。

「ごちそうさまでした!」

残さず食べ終わると、

知人が俺に言うわけよ。

「それ、たぬき汁だぞ。」

んで、俺の顔を見て皆が大笑いするわけよ!

「はっはっはっ!狸じゃないよ。」

アナグマだよ。」

スポンサードリンク

 

 

f:id:ariga0083:20170916155249j:plain

世に言う「たぬき汁」と言う食べ物は、

その多くが実際はアナグマだったらしいのよ。

日本全国共通の認識かどうかは知らんけど、

両方ともムジナと呼ばれてる動物だし、夜行性で穴ぐら暮らし。

大きく違う点は、

アナグマのほうが旨いってことらしいのさ。

旨い「たぬき汁」はアナグマ

不味い「たぬき汁」は狸。

まあね・・・

たぬきの肉の不味さと臭さは有名なのだけど、年中ということじゃないらしい。

冬場は生臭いエサも減って、秋に蓄えた脂肪によって別格の味になるそうな。

それでもね、

最近は皮も売れなくなったし、人を化かしたり悪さをするわけでもないんで捕って食べたりはしないそうな。

反対に、アナグマは年中悪さをしますんで、

罠にかかったものは美味しくいただくそうなのよん。

 

食べてみて、普通に美味しかったですよ。

赤みの肉が出てきてね、

「これ何の肉か分かる?」

なんて言われてもわかんねえよね。

最近の食品の原材料に書いてある「白身魚」って表記も随分怪しい・・・

ほんとに魚ですかいな?

正体のわからん食べ物を食うのは今も昔も変わらねえやね。

 

そうそう、

蒟蒻を胡麻油で炒めて、味噌汁の具にしたものも「たぬき汁」って呼ばれてたやね。

一応、精進料理なのだとさ。

蒟蒻は肉汁と炒めてステーキみたいにしても食べられるんで便利よね!

まあ、

「たぬき汁」って最初に言われたら食いませんよ。

食べれないんじゃなくて、何の肉だか分かんねえからね。

 

スポンサードリンク